ご挨拶
江戸時代の日本橋「魚河岸」の伝統を受け継ぎ昭和10年に開設され『日本の台所』として隆盛を誇ってきた東京都中央卸市場築地市場で、
私ども米川水産株式会社は80余年にわたってまぐろ仲卸業を営んでまいりました。魚介類に対して厳しいプロの目をもつ専門家集団の中で、まぐろ・鮮魚一筋に商いをしてきた実績から、
多くのお客様から信頼を頂いて参りました。
特に、チルドまぐろ、冷凍まぐろに関しては毎日70本から120本もの最高級まぐろを競り落とし、皆様の食卓にお届けしております。
インドまぐろについては、豪州ポートリンカーンで蓄積されたものを空輸し、本社工場で解体、サクどりしたものを店舗に直送、捕獲から食卓まで5〜6日の短期間でお届けしており、その抜群の鮮度は高く評価されています。
さらに、近海魚から干物など海産物全般まで取り扱い総合水産会社としてのポジショニングを確立、また、1993年に東京・東向島に生鮮スーパーマーケット「生鮮市場」を開設、消費者と直接結びついた販売事業を始め、さらに
2004年7月に健康食材・産直名産食品などの販売を行っている潟qューマンフーズを合併し、事業領域の拡大を図り、川上(水産仲卸し)から川下(食材などの消費者への販売)まで一貫した流通システムを構築してきております。
共に歩んでまいりました築地市場は83年の歴史に幕を閉じ、平成30年10月11日に新天地江東区豊洲において東京都中央卸市場豊洲市場として生まれ変わりました。
米川水産も豊洲市場に拠点を移し、なお一層お客様のご期待にお応えすべく努力してまいります。